こちらのブログは更新を終了しております。
引き続き以下の各種SNS等でよろしくお願いいたします。
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on 2023年7月1日
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on 2022年1月8日
新年の挨拶が寒中見舞いになったやつ | 亀井薄雪 | pixivFANBOX
https://usyk.fanbox.cc/posts/3244745
on 2022年1月3日
on 2021年7月3日
去る2021年6月のコミティア136で頒布した新刊「Rauhan Laulu」がBoothにて委託販売中です。
ありがたいことに次回開催のコミティア137のカタログ誌上のプッシュ&レビューでもを紹介していただけるのですが、今読んで欲しいので期間限定で無料で読めるようにしています。
気に入っていただければ紙の本や電子版をご購入いただけると嬉しいです。
BOOSTで金額の上乗せもできますのでよろしくお願い致します。今後の制作活動継続に大いに役立たせていただきます。
[Booth商品ページ] https://usyk.booth.pm/items/3031693
こちらのブログですが今後はnote、pixivFANBOXに移行することにしました。一応記事自体は残すつもりです。
どちらをメインにしていくかは決めかねていますが記事に違いはつけない予定なのでお好きな方をフォローしていただけると幸いです。
[note] https://note.com/usyk
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on 2020年12月31日
街では救世主たちにあふれて。2020年の音楽。今年は少し少なめで。
このブログで細々続けてきた年末リストも10年目らしいので記念でもなんでもないけど試しにnoteにも載せてみたのでそちらでもどうぞ。昔のものもたまに読み返すと日記に変って当時の記憶を辿るちょっとした足掛かりになる。
Sevdaliza – Shabrang (Twisted Elegance)
イラン生まれオランダ育ち、学生時代はバスケのオランダ代表でプレー経験もあり、5か国語を使いこなす才女。自身のアイデンティティを先鋭的でダークな電子音楽とメランコリックなストリングスにのせ優艶なる芸術作品に昇華させている。
#SSW, Trip Hop | bandcamp / Apple Music / Spotify
:PAPERCUTZ – King Ruiner (kilk records)
ポルトガルに拠点を置く:PAPERCUTZの3枚目のアルバム。サイバーでドリーミーなシンセポップとMelissa Verasのエモーショナルなヴォーカルの融合は更なる進化を遂げた。通常盤やデラックス盤など複数形態でリリースされているが、収録曲数の多いExtended Japanese Editionがお勧め。またアルバム未収録曲がbandcamp上で期間限定販売されることもあるので気に入った方はbandcampのアカウントをフォローしておきたい。後悔があるとすれば今年3月末に開催された待望の来日公演、時期が時期だっただけに行くのを断念してしまったことだ。世の中がもう少し落ち着いたらまた来てほしい。
#dream pop | bandcamp / Apple Music / Spotify
Eefje de Visser – Bitterzoet (Sony Music)
オランダの実力派シンガーソングライター。洗練されたサウンドデザイン。
#SSW | Apple Music / Spotify
Hyperlacrimae – Yoga Darśana (Infidel Bodies)
攻撃的なドラムを主体とした肉体的、野生的なダンスミュージック。
#Industrial | bandcamp / Apple Music / Spotify
Dominik Wania – Lonely Shadows (ECM)
ポーランドといえばジャズ。ジャズといえばポーランド。Dominik Waniaのソロピアノによる全編即興演奏。ピアノとの軽快な対話に耳を傾ける。
#Piano, JAZZ | Apple Music / Spotify
Lapith Girl – I Promise That I Won’t Die Before You Do (Subosc Records)
Subosc Recordsの匿名プロジェクトシリーズ。ジャケットでøjeRumなのがバレバレなのはご愛嬌。ローファイなミニマルテクノ。
#Techno | bandcamp
Lyra Pramuk – Fountain (Bedroom Community)
ポストヒューマンズサイバーアカペラ。閉塞した毎日にはこういった刺激的な音楽が必要だ。
#Avant-Garde, Experimental | bandcamp / Apple Music / Spotify
Meitei – Kofū / 古風 (KITCHEN. LABEL)
Meiteiの新作が美しい装丁でお馴染みのKITCHEN. LABELから。 最高にノスタルジックでエモーショナルなジャパニーズWabi Sabi。
#Folklore | bandcamp / Apple Music / Spotify
Hodge – Shadows In Blue (Houndstooth)
録音が良い。サーカスのようにめくるめく律動的な音楽。
#Electronic | bandcamp / Apple Music / Spotify
Ocoeur – Everything (n5md)
上質なアンビエントミュージック。
#Ambient | bandcamp / Apple Music / Spotify
MinaeMinae – Gestrüpp (Marionette)
緻密にプログラミングされたエキゾチックなダンスミュージック。
#Tribal | bandcamp / Apple Music / Spotify
Bing & Ruth – Species (4AD)
ブルックリン出身、デヴィッド・ムーア率いるBing & Ruthの新作はヴィンテージのファルフィッサ・オルガンで止めどなく紡がれるミニマルミュージック。本人にそのつもりがあるかどうかは分からないが、テリー・ライリー、スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラスといったアメリカの偉大なミニマルミュージックの系譜を受け継いだと言っても過言ではない。オルガンの持続音は一種のトランス状態に誘う。部屋の灯りを暗くするか目を閉じるかして、他の事を一切せずこのアルバムを最初から最後まで集中して聴いてみて欲しい。
#Ambient, Minimal | bandcamp / Apple Music / Spotify
Mansur – Karma (Denovali)
シルクロード巡礼とメメント・モリ。Jason Kohnen (The Kilimanjaro Darkjazz Ensemble)による新プロジェクトMansurのフルアルバム。身分の貴賎や年齢に分け隔てなく襲いかかったペストの恐怖は中世ヨーロッパにおいて死の舞踏というモチーフを生んだ。ペスト拡大の原因がシルクロードを通じた交易であることは明白だった。だが誰がそれを阻むことができただろうか。今回の感染症の拡大も歴史上繰り返されてきた人類と疫病とのせめぎ合い、まさに人の業だ。
#Experimental, Tribal | bandcamp / Apple Music / Spotify
The Alvaret Ensemble – Ea (LAAPS)
6年振りとなる3枚目のアルバム。Greg Haines、Kleefstra兄弟、Joana GuerraにOlga Wojciechowskaなど、その手の界隈ではちょっとしたドリームチーム状態だ。教会でのレコーデイングは前2作を踏襲しており、即興的なピアノ、詩の朗読に感傷的なチェロやヴァイオリン、地鳴りのようなパーカッションが折り重なっていく。リリースを延期してまでこだわり抜いた録音は目の覚めるような緊張感。
#Post Classical, Experimental | bandcamp / Apple Music / Spotify
佐野元春 & THE COYOTE BAND – エンタテイメント! – Single (DaisyMusic)
『アンジェリーナ』や『サムデイ』は勿論のこと、『NEW AGE』から『優しい闇』に至るまで元春の音楽が時を経てもなお輝き続けるのは、詩の時代性と普遍性が絶妙なバランスで成り立っているからだ。活動40周年、折しも緊急事態宣言下に発表されたこの曲は、救いなく荒んだ世界で嫌な現実を忘れられる束の間のショーを渇望する人々を歌ったもの。コロナ禍に喘ぐ現代人にとってはリアリティを持って受け入れられるし、後世においても新たな意味を持って響き続けるだろう。
#Rock | Apple Music / Spotify / YouTube
過去のリスト – 2019 – 2018 – 2017 – 2016 – 2015 – 2014 – 2013 – 2012 – 2011
on 2019年12月31日
改元とアンモナイトの遠いため息。2019年の音楽。
Viitasen Piia – Meidän Jälkeemme Hiljaisuus (Texicalli Records) ★
これだけ聴いてもらえれば残りの29枚は流してもらって構わない。愛して止まないフィンランドのSSW。言葉はわからなくても音楽にとても真摯に向き合っているのがわかる。真っ直ぐな歌声は人を惹きつける。
#ssw, Finland | Apple / Spotify
65daysofstatic – replicr, 2019 (Superball) ★
奇しくもシド・ミードの訃報が届いてしまったが、ブレードランナーをモチーフにしたような骨太のアナログシンセサウンド。初期のアルバムからは随分傾向が変わったように感じるかもしれないが、実際は上物のギターやドラムを取っ払えば一貫してこの音が鳴っている。
#electronic, IDM | Apple / Spotify
Hania Rani – Esja (Gondwana Records) ★
ポーランドの女性ピアニスト。こういうアルバムと出会うために音楽を聴いているのだ。12月に演奏を聴く機会に恵まれたのもよかった。楽譜にサインも貰えて嬉しい。
#piano | Apple / Spotify / bandcamp / YouTube
Holly Herndon – PROTO (4AD) ★
稀代のマッドサイエンティストHolly HerndonがAIの赤ちゃんとのコラボで生み出したという作品。アルバムの完成度という点においては前作「Platform」に一歩譲るかもしれないが、その不完全さも狙いであるように感じる。とはいえ「Frontier」が今年のベストトラックの一つであるのは間違いない。
#electronic | Apple / Spotify
IVVVO – doG (Halcyon Veil)
他にない音楽をご所望ならこちらを推したい。リリース時期が少し早すぎた。夏くらいまでは間違いなくベストだった。
#rave, avant-garde | Apple / Spotify / bandcamp
FKA Twigs – MAGDALENE (Young Turks)
instagramに楽器を持ってる写真が全然無いのがどうしても気になってしまう。サウンドデザインはNicolas Jaarのプログラミングに寄与するところが多いのでは。いや四の五の言わずに聴け。
#electronic | Apple / Spotify
Andy Stott – It Should Be Us (Modern Love)
どうしても期待値が高くなるので1周目は肩透かしを食らうかもしれないが聴き込むとどんどん良くなる。
#Experimental, Dub | Apple / Spotify
Triad God – Triad (Presto!? Records) ★
YOYOYOチャイニーズラップ。Triadは香港マフィアの総称。アルバム全体に漂うこの気だるさは怒りなのか諦観なのか。
#rap, spoken words | Apple / Spotify / bandcamp
Petrels – The Dusk Loom (Denovali)
デヴォーショナルな一人多重録音。
#post rock, experimental | Apple / Spotify
Helm – Chemical Flowers (PAN)
本年度音響大賞。
#ambient, Experimental | Apple / Spotify
The Caretaker – Everywhere, an empty bliss ★
今際に見た走馬灯か。The CaretakerことJames Leyland Kirbyによる6ステージにわたる認知症患者の症状の進行を描いた「Everywhere at the end of time」が壮絶な完結を迎えた後に発表されたアルバム。気分が優れないときに聴くのはやめよう。期間限定配信とのことだが現在もbandcampからname your priceで入手可能。
#ambient, experimental | bandcamp
Iamthemorning – The Bell (Kscope)
昨年のGleb Kolyadinのピアノソロもいいが、やはりMarjanaの声が加わると一層いい。
#chamber rock | Apple / Spotify
Blanck Mass – Animated Violence Mild (Sacred Bones)
アルバムアートの血が滴るリンゴやタイトルから若干シニカルな意図が見て取れるがいい音楽を届けてくれるならまあ。
#IDM | Apple / Spotify
Aïsha Devi – S.L.F. – EP (Houndstooth)
#electronic, footwork | Apple / Spotify
Rian Treanor – ATAXIA (Planet Mu)
#electronic, IDM | Apple / Spotify
Rainer Veil – Vanity (Modern Love)
#Dub, IDM | Apple / Spotify
madteo – Dropped Out Sunshine (DDS)
#avant-garde, electronic, IDM | Apple / Spotify
Antwood – Delphi (Planet Mu)
本作の他にEPも一枚。
#electronic, IDM | Apple / Spotify
Kali Malone – The Sacrificial Code (Ideal Recordings)
#classical | Apple / Spotify
無印良品 – BGM 24 Finland
無印の店頭でカルデミンミットみたいなのが流れてるなと思ったらカルデミンミットだった。
#traditional, folk | muji.net
36 – The Lower Lights (Past Inside The Present)
36にリズムトラックがついたらいいに決まってる。
#ambient, IDM | Apple / Spotify
Rachel Grimes – The Way Forth (Temporary Residence Ltd.)
アメリカ独立から現在に至るまでの、数世代にわたる個人の古い手紙や手記から想起されたアルバム。prime video等でHBO Filmsのアメリカ第二代大統領ジョン・アダムズのドラマを先に見ておくと時代背景がより分かりやすい。
#classical, spoken words | Apple / Spotify
Keaton Henson – Six Lethargies (Mercury Classics)
#classical | Apple / Spotify
Glåsbird – Svalbarð (Whitelabrecs)
#ambient, classical | Apple / Spotify
Jan Garbarek & The Hilliard Ensemble – Remember Me, My Dear (Live in Bellinzona / 2014) (ECM)
#classical | Apple / Spotify
Hildur Guðnadóttir – Joker (Original Motion Picture Soundtrack)
重苦しいチェロは唯一無二。ポストクラシカル愛好家なら10年前から御馴染みだと思う。同郷で師の故Jóhann Jóhannssonが存命だった世界線の事を考えるのは野暮だからよそう。
#score | Apple / Spotify
Saba Alizâdeh – Scattered Memories (Karlrecords)
イラン出身Saba Alizâdehによる民族楽器とテヘランのフィールドレコーディングを融合した作品。映画サントラ等でありがちな中東風音楽とは説得力が違う。
#Experimental | Apple / Spotify
Shards – Find Sound (Erased Tapes)
#classical | Apple / Spotify
Cornelius – THE FIRST QUESTION AWARD (Remaster 2019)
改めて聴くと恐ろしく金掛けてるなという印象。下手するとPointやFantasmaより録音がいい。
Apple / Spotify
佐野元春 – 或る秋の日 (DaisyMusic)
ソロ名義で発表されたミニアルバム。配信オンリーだった「君がいなくちゃ」「みんなの願いかなう日まで」等がCD音質で聴けるのは喜ばしい。バンドには演奏に徹してもらった(出典: 幻冬社 STEPPIN’ OUT! vol.10)ということで全体的にあっさりした印象だが、逆にバンド名義のアルバムの方でいかにコヨーテバンドがプラスに働いているのかがよく分かる。「最後の手紙」でも顕著だが2000年前後より明らかに声が復調してきているのも素晴らしい。2020年は40周年だ。
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