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:PAPERCUTZ – The Blur Between Us

on 2013年2月1日

Headphone Commuteによるハリケーン・サンディの被災地救済支援コンピ「… and darkness came」経由で知ったポルトガルのドリームポップユニット。

ニューウェーブ・シューゲイズを軸にしてピアノ・ストリングス・ブラスを加えた音作りに、Melissa Verasの変幻自在のボーカルが合わさって深い霧に包まれた森の中にいるような情景を作り上げています。Aëla Labbéの不気味さを秘めたアートワークも雰囲気作りに一役買っています。

発表されたのは2012年のようですが、日本語の情報が殆ど無かったので全く引っかからず。もし去年出会っていれば昨年のベストに入っていたと思います。

CDとデジタル音源はオンラインのストアまたはbandcampで購入できます。CDはポルトガルから郵送で一週間程で届きました。ただ、紙質も造りも少々難有りで、残念なことに曲間が途切れてしまっているので配信のほうをお勧めします。

https://www.papercutzed.com/
https://papercutz.bandcamp.com/album/the-blur-between-us

Tape Loop Orchestra – In A Lonely Place

on 2013年1月26日



1950年の同名の映画を題材にした幽玄なアンビエント作品。ピントが次第に外れていく映像のように、不穏なフレーズが時間をかけゆっくりと溶けていきます。Tape Loop Orchestraとしては初のアナログ盤で、TLOサウンドの真髄といえる音の豊かさが際立ちます。

「世界で最も小さなオーケストラだ。」とはAndrew Hargreavesが2012年のTape Loop Orchestra来日公演の冒頭に語った言葉。生音と電子音を絶妙に融合させたthe boatsやAndrew Hargreavesソロ作品に対し、カセットウォークマンのテープループとラップトップを用い、長い尺の中に溶解、堆積、醸成していく有機的なアンビエント/ドローンサウンドがTape Loop Orchestraの特徴です。一曲もしくはアルバム一枚をカセットテープ片面の収録時間である45分きっかりに収めるという徹底ぶりは実験的であるとともに美しさを感じます。

https://fluidaudio.bigcartel.com/product/tape-loop-orchestra-in-a-lonely-place

平成24年の30枚

on 2012年12月31日

The Alvaret Ensemble – S/T
Bersarin Quartett – II
Carlos Cipa – The Monarch And The Viceroy
Christoph Berg – Paraphrases
Dakota Suite – An Almost Silent Life
Danny Norbury – Bluebeard
Chilly Gonzales – Solo Piano II
Greg Haines – Moments Eluding
Insa Donja Kai – Insomnie Joyeuse
Jóhann Jóhannsson – Copenhagen Dreams
Library Tapes – Sun peeking through
Machinefabriek – Ontrafelde Tonen
Max Richter – Recomposed by Max Richter: Vivaldi – The Four Seasons
Moon Ate The Dark – S/T
Neil Cowley Trio – The Face of Mount Molehill
Night Shift – Trespassers Guide to Nowhere
Orcas – S/T
Peter Broderick – https://www.itstartshear.com
Peter Broderick – These Walls Of Mine
Pill-Oh – Vanishing Mirror
Poppy Ackroyd – Escapement
Richard Skelton – Verse Of Birds
Scissors and Sellotape – For The Tired And Ill At Ease
Sophie Hutchings – Night Sky
Spheruleus – Revolving Fields
Stray Ghost – Those Who Know Darkness See The Light
Sylvain Chauveau & Stephan Mathieu – Palimpsest
Yusuke Tsutsumi – A Grave by the Sea
36 – Lithea
V.A (Facture) – Off-Key Sessions Vol. 2 – Sound Architects

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COMICリュウ8月号

on 2012年6月20日

発売中のCOMICリュウ8月号に先月COMIC ZINでやらせていただいた
サイン会のレポート漫画2Pが掲載されてます。
Aらゐ先生とI井先生の貴重な色紙プレゼントもありますよ!

『桃栗三年』単行本

on 2012年5月12日

COMICリュウに不定期に掲載させていただいていた『桃栗三年』が
一冊の本にまとまりました。

桃栗三年、足掛け二年ということでこうして一冊の本として目の前に置かれるとやはり感慨深いです。
一話目を描いたのはもはや二年と少し前なので当然絵は拙いのですが、
その時々のベストを積み重ねてきたつもりです。

全国の書店に自分の著書が並ぶということにまだ実感が湧かないのですが、
お近くの書店で見かけましたら手に取ってみていただけると幸いです。

– [ comic RYU web ] > 桃栗三年
https://www.comic-ryu.jp/comics/momokuri/
こちらで一話を読むことができます。

– サイン会のお知らせ
https://www.comiczin.jp/info/comic/index.cgi?no=1566
単行本発売に併せて無謀にもCOMIC ZIN秋葉原店にてサイン会をやらせていただけるそうです。先着50名様(予定)とのことですので万が一に整理券配布が終わってたらごめんなさい。
詳しくは上記URLにて。

momokuri_cmcs.jpg
[ 桃栗三年 ] – 亀井薄雪

徳間書店 リュウコミックス
定価 620円(税込) | B6判 | 発売日 2012.05.12

Amazonほか、オンライン書店またはお近くの書店にてお買い求めください。

COMITIA100

on 2012年5月4日

明日のコミティアのお知らせです。

前回と同じ感じでさわださんの【ば01a | ドイスボランチ】にて既刊を置いてもらいます。
既刊についてはこちら

あと、単行本のお知らせペーパーを友人のサークルや
出張編集部のCOMICリュウのブースにて配布しますのでぜひ。